中秋の名月

昨日9月10日は、十五夜さん、「中秋の名月」でした。私、月が大好きなのです。あまりにきれいなお月さまだったので写真を撮ろうと思い、iPhoneで撮った写真が下。ち、ちいさい・・・さ、さみし過ぎる・・・と思い、数年ぶりでデジカメを引っ張り出したら当然のことながらバッテリーが空っぽになっていて、慌てて(月は一晩中出ているのに、こういう時は妙に慌てるものなんですよね)充電して電池マークがいっぱいになってから撮影に挑みました。最初は黒いところに真っ白な丸が写っているだけで、「オートでは撮れない」という結論に至りました。10年くらい前に購入したデジカメ(それなりのお値段だったNikon製)で当時は頻繁に使っていたのですが、ここ数年は全く出番が無くて使い方も忘れマニュアルも何処かにいってしまっているという悲惨な状況。ひたすらいろいろな条件やら値を変えまくって、どうにか月っぽい見た目になったのが上の写真(ISO感度:100、F値:7.8、シャッタースピード:1/200)。三脚を使わず、手でカメラを支えながら息を止めて頑張りました。ずっと上を向いていたら首と背中が痛くなってきたので、その時点で諦めました。今日こうしてじっくり見てみると、ちゃんとクレーターも見えているじゃありませんか! うすらぼんやりとした月ではありますが、私としてはこれで充分満足(⌒∇⌒) 息を止めて頑張った甲斐がありました。

「中秋の名月」とは、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月なのだそうです。太陰太陽暦は明治5年まで日本で使われていた暦で、月の満ち欠けを元に日付が決められていたので良かったのでしょうが、今の暦は太陽暦で地球が太陽のまわりを一周する時間を基に決められているため、毎年「中秋の名月」の日付がずれてしまうことになります。ちなみに来年2023年の「中秋の名月」は9月29日。ずいぶんずれるものですね・・・
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9月8日には、友人にお誘い頂いて ウン十年ぶりでフラワーアレンジメントをする機会を得ました。花瓶に ばさっ と花を生けることはちょくちょくやっていても、なかなかオアシス(あの吸水性のある緑色のスポンジ)に花を挿してアレンジするような心の余裕はこれまで持てずにおりました。ご準備いただいていたのは秋の花材で、おまけに8日は気温も30度に届かず涼しくて、しみじみ秋を感じながら花を生けることが出来ました(レストランの一区画をお借りしてのフラワーアレンジメント教室でしたが、その後に頂いたお茶とタルトも美味でした~)。これからもたまには、このような優雅な時間を持てるといいな、と思っています。
そして今日9月11日は、21年前にアメリカで同時多発テロ事件が起こった日。NHKの夜のニュースで目撃した時のあの衝撃は、今でも忘れることが出来ません。